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●11/04/12●

NHKの中継見送り、技量審査5月場所の内容判明

 日本相撲協会は4月6日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開き、5月8日から15日間の日程で、通常の興行ではない「技量審査場所」を一般に無料開放して行うことを決めていたが、このほど、その内容がわかった。

 まず、入場券や物品を販売する相撲案内所(相撲茶屋)が、毎場所入場券を購入している顧客に対しては、今月25日過ぎに整理券を配布する。これでお得意客の席を確保。一般ファンには、整理券などを配って無料公開する。日によって異なるが、1万人余り収容の会場のうち、4~6割程度が相撲案内所を通じて配布される整理券となる見通しだという。ただ、基本的に案内所としての営業は行わず、国技館内の売店で飲食物のみを販売する予定。グッズも販売しないという。

 要するに、まったく寂しいかぎりの、名ばかりの5月場所になる。

 すでに、NHKは相撲中継を行わないことを決め、日本相撲協会は8日、NHKの中継見送りの方針を受け入れている。

 さて、相撲協会の寄付行為(施行細則)では、本場所について「力士の技量を審査するための相撲競技(本場所と称する)」「本場所は一般に公開し、有料を原則とする」などと定義されている。したがって、無料開放とする時点で本場所と定義できないことから、興行色を撤廃し懸賞や賜杯も辞退することになる。

 しかし、15日間の技量審査の結果は公式記録と認定するというから、その実態は、本場所以外のなにものでもない。たとえば、白鵬が優勝すれば史上最多の7連覇を達成し、魁皇が10勝すれば千代の富士を抜く歴代最多勝記録を樹立することになる。最高成績力士は優勝力士扱いとなり、賞金も支給される。つまり、八百長問題はここでいったん棚上げして、見切り発車したということだ。

 東日本大震災後の自粛ムードを利用して、どさくさ紛れに、問題をうやむやにしてしまうという意図も隠れ見える。いずにせよ、八百長の徹底解明などはなからできないのに、それをやるなどという姿勢を打ち出したことが、間違いの始まりだった。


【技量審査場所の開催に伴う日程】

 ▽4月26日・新弟子検査▽29日・横綱審議委員会稽古総見(一般公開)▽5月6日・取組編成会議▽7日・土俵祭▽8日・初日▽22日・千秋楽▽25日・番付編成会議▽26日・相撲教習所卒業式、入所式。

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