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あの若ノ鵬が再び爆弾発言! 八百長力士21人と「530万円」口止め料
元幕内・若ノ鵬(22)といえば、大麻取締法違反で逮捕され、2008年8月に日本相撲協会から解雇されたロシア人力士(本名:ガグロエフ・ソスラン)だ。
その若ノ鵬が、2011年2月21日発売の『週刊現代』(3月5日号)で現役時代に21人の力士と八百長を行ったと実名をあげて告発した。そのなかには、魁皇、琴欧洲、引退した琴光喜、千代大海の大関陣ほか、関脇琴奨菊ら幕内上位力士が含まれていた。
以下が、元若ノ鵬が告発した21人。
魁皇、琴欧州、琴奨菊、霜鳳、豊桜、千代白鵬、安壮富士、
旭南海、清瀬海、春日王、北勝力、十文字、白乃波、千代大海、
潮丸、皇司、海鵬、春日錦、玉力道、琴光喜、駿傑
若ノ鵬は、すでに2008年10月にも同誌上で、魁皇、琴欧洲、千代大海、春日錦の4人と八百長相撲をしたと告白。今回は「本当は、まだほかに17人いる」として、新たに琴光喜や琴奨菊の名を明かしたわけだ。
『週刊現代』記事によると、若ノ鵬は07年初場所に、恵那司から「注射(八百長)やりたい? みんな、やっているよ。ここは注射の世界です」と持ちかけられ、13日目に玉力道相手に八百長で敗れたという。その後も、恵那司から八百長の報酬としてテーピングやアーモンドチョコレートの箱に入れられた38万円を受け取ったという。また、若ノ鵬は、恵那司から「琴欧洲のように、すごく早く大関に上げてやる。オレがプロモーターになるから、大関になったら300万くれよな」と持ちかけられたそうだ。
『週刊現代』は次号(3月12日号)でも若ノ鵬の告発を掲載し、そのなかで若ノ鵬は、前回の告発時に告発を止めるのと引き換えに「退職金530万円」を受け取ったことを明かしている。
09年1月下旬、相撲協会の番号から、私の携帯電話に着信がありました。
『若ノ鵬関ですか。私は相撲協会の○○といいます。こちらでは、あなたの退職金の準備をしているんですが、ちょっと待ってください、いま、理事長に替わります』
そのまま待っていると、武蔵川理事長(=当時/元横綱・三重ノ海)が電話口に出ました。理事長は、
『おい、若ノ鵬、話を聞いてるか。あのねえ、(協会を相手にした)裁判をやめたら次の日、退職金を出す』
八百長について語る元・若ノ鵬