●11/02/03●
千代白鵬、三段目の恵那司、元幕内春日錦の竹縄親方が八百長への関与を認めていた
衆議院予算委員会で高木義明文部科学大臣は相撲協会から「3人が八百長を認めた」報告があったことを明らかにした。その3人とは、十両千代白鵬と三段目恵那司、初場所限りで引退した元幕内春日錦の竹縄親方。また、高木文科相は、協会の聴取で、さらに1人が関与した疑惑が浮上したことも明らかにした。
千代白鵬ら3人と十両清瀬海のメールの送受信をめぐっては、八百長行為の打ち合わせや 勝ち星の売買を思わせるようなやりとりがあったことも判明。メールの中では、ほかに9人の名前も出されていた。今後、協会は特別調査委員会を設置し、調査を進めていく方針を明らかにしたが、 八百長行為そのものには違法性がないとして、刑事事件としての立件は見送る。