●11/02/05●
相撲春場所中止へ! 相撲協会は6日の理事会で決定する方針
日本相撲協会が春場所(3月13日初日、大阪府立体育会館)を中止する方針を固めたことがわかった。6日に東京・両国国技 館で臨時理事会を開いて正式に決める。
本場所中止は旧国技館の改修が間に合わなかった1946年夏場所以来、65年ぶり。不祥事で開催を断念すれば、大相撲史上に残る汚点となる。
5日夜には特別調査委員会(座長・伊藤滋早稲田大特命教授)が第2回会合を開き、メールに名前が残るなどした力士ら14人との面談結果を分析。2日の臨時理事会で八百長関与を認めていた十両千代白鵬ら3人ついては、関与したと判断した。しかし、他の11人は関与を認めておらず、調査委は携帯電話の任意提出を要請。メールの解析と調査に1、2カ月はかかるとの見通しを示した。