●11/02/26●
手詰まりのなかで、再発防止委を設置
日本相撲協会は26日、八百長相撲の根絶と再発防止に向けた再発防止委員会(仮称)を設置し、メンバー8人を発表した。
「外部委員」としては安西孝之・日本ゴルフ協会会長(元日本体育協会会長)と元文相の島村宜伸・日本プロスポーツ協会会長、村山弘義・協会副理事長の3人。
「内部委員」には出羽海親方(元関脇・鷲羽山)、芝田山親方(元横綱・大乃国)ら5人の親方が選出された。
第1回会合は3月9日に開催する。
再発防止委は、14日の臨時理事会で設置を決定。協会一任とされた外部有識者3人、親方5人の人選について、放駒理事長(元大関・魁傑)は「外部委員は、それぞれスポーツに造詣が深い方々。(内部委員は)私が年代別に考えながら選んだ」と話し、年代別を基準とした点を「幅広い意見を求めたいから」と説明した。