●11/2/18●
白鵬付け人・光法を事情聴取。八百長関与は否定
大相撲の八百長メール問題で新たに横綱・白鵬の付け人頭を務める三段目の光法(29)が17日、都内のホテルで特別調査委員会 の事情聴取を受けたことがわかった。携帯電話メールに関連して名前が出た14人を含む調査対象の92人以外で、聴取を受けたのは光法が初めてとみられる。
光法は、昨年6月に野球賭博への関与が発覚し、名古屋場所を謹慎している。光法への聴取は1時間程度で終了し、本人は、八百長への関与を否定したという。
特別調査委員会は、全協会員990人を対象にしたアンケートで「過去に八百長を見た、聞いたことがある」との項目に「はい」と回答した6人を合わせた20人から追加の聴取を行う方針を決めていたが、その一方で、新たな疑惑が出た場合には当該の力士を直接、聴取することを明かしていた。
さらに、調査委員会は疑惑力士のメールを解析するために、14人の携帯電話を部屋の師匠を通じて提出することを要望。今回、追加聴取を受けたことで、光法 に15人目となる携帯電話の提出を求めることもあり得るという。
《光法賢二(こうぼうけんじ=本名・近藤将大)》
西三段目筆頭。1981年12月25日、大阪市浪速区生ま れ、29歳。宮城野部屋。2000年春、初土俵。最高位は幕下33枚目。横綱・白鵬の付け人頭。。168センチ、112キロ。