●11/02/28●
ライター武田頼政氏が相撲協会提訴へ 「虚偽主張で名誉毀損」
大相撲の八百長疑惑を報じた2007年の『週刊現代』の記事で、日本相撲協会などとの訴訟で敗訴したライターの武田頼政氏が、「八百長は存在しないとする協会の虚偽主張で、本来あり得ない判決が出され名誉を傷つけられた」として、近く同協会を相手に損害賠償を求める訴えを起こすという。
武田氏の主張は「協会は故意の無気力相撲について懲罰規定を設け、1989年には事務長が力士らを前にその存在を認め、『一般的に八百長と言われている』と述べるなどしていた」と主張。同協会が八百長の存在を否定して確定判決を得たことを不法行為と訴える模様だ。