●11/10/31●
九州場所番付発表、稀勢の里「大関獲りの意識? 何もない」といつもどおり
日本相撲協会は10月31日、九州場所(13日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。大関獲りの関脇・稀勢の里(25、鳴戸部屋)は、福岡市内の鳴戸部屋宿舎で会見。「いつもと変わりない」「自分の相撲を一番一番頑張る。結果は後から付いてくる」「大関獲りの意識? 何もない。いつも通りの稽古をするだけ」と語った。鉄板ガチンコ力士だけに、まさにそのとおりの面白みのないコメントに、終始した。
今場所日本人力士が優勝を逃せば、東京・両国国技館の優勝額が全て外国出身力士で占められる。そこで、稀勢の里には大関獲りばかりか、優勝への期待も大きい。それを聞かれると「優勝? そういうのは意識しない。目の前の一番に集中したい」と、またガチンココメント。なお、大関昇進のハードルは11勝。
一方、先場所で大関に昇進した琴奨菊は、新番付でひときわ大きくなった自分のしこ名を確認。「大関という地位は結果を求められる。気合が入っています」と表情を引き締めた。「一番でも多く自分の相撲を取りきって結果を出し、優勝を目指して頑張っていきたい」と、こちらは意欲十分な記者会見だった。
新番付で大きくなった自分のしこ名を指さす琴奨菊
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