●11/02/10●
横綱・白鵬の正直発言! あわてて理事会は否定に
2011年2月9日、白鵬は、報道陣から「横綱自身が八百長にかかわったり見たり聞いたりしたことがあるか」という質問に、1度目は「相撲があって私自身がある。また精進していかないといけない」とはぐらかすように回答したが、2度目に「それは“ない”ってことしか言えないじゃないですか」と苦笑いしながら答えた。
さらに、「八百長をやった力士は許せないか?」と聞かれると、「あんた、どこのテレビ?」と、キレそうになった。
この正直発言に、慌てた放駒理事長は、質問をぶつけられると、「誤解を招く言い方? その話だけを聞くと、そう思えるかもしれないが……」と交わすのが精一杯だった。
翌日、相撲協会は白鵬の真意を確かめるため、宮城野部屋関係者を通じて事情を聴取。その結果として、「自身の関与についての回答ではなく、見たり聞いたりしたこともないという意味だった」ことを確認したと、報道陣に回答した。