●11/02/14●
「新たな疑惑なし」八百長問題で調査委が中間報告
大相撲の八百長問題の解明を進めている特別調査委員会は14日、日本相撲協会の臨時理事会に「(関与を認めるなどした疑惑の)14人以外に、いまのところ新たな疑惑は出ていない」とする中間報告を行った。また、電話で情報提供を受けるホットラインの開設と再発防止委員会の設置を要請し、理事会が承認した。
14人には継続して調査を実施、携帯電話を提出していない者には師匠を通じて改めて協力を求める。携帯の解析について伊藤座長は「機種によって1~6カ月かかる」と、調査がさらに長期化するとの見通しを示した。また協会員へのアンケートで、過去に八百長の噂を聞いたなどと回答したのが6人 いて、詳しく事情を聴くことにした。