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高見盛は「相撲が下手だから八百長力士でない」とお墨付き
『週刊ポスト』2011年3月18日号で「白鵬 × 日馬富士 疑惑の優勝決定戦」を告発した日馬富士の元付け人・雷鳳(23)が、高見盛について語っている。彼によると、「幕内で確実にガチンコ力士といえるのは、今年の初場所の番付では4人だけ」だという。もちろん、そのうちの1人は、高見盛(東関部屋)だ。雷鳳が語る。
高見盛は、ボクがいうのも何ですが相撲がワンパターンで下手なんです。ガチンコのふりして負けるなんて器用なことはできないでしょう。
それに、やたらと験をかつぐ人で、トイレで一緒になったとき、空いている小便器があるのに「昨日は端の便器で小便して勝ったから、そこでやる」と空くのを待っていた。この人が取組直前まで対戦相手を知らないのは有名な話ですし、ガチンコで間違いないと思います。
また、安美錦(伊勢ヶ濱部屋)に関しては、次のように語っている。
同部屋の安美錦は、実際に注射(八百長)を断わっているのを見ました。相手は誰かわかりませんが、交渉しに来た付け人に対して「いやいや、やらないやらない。無理無理」といっていた。
安美錦はあの朝青龍にもガチンコでぶつかっていました。朝青龍に勝ったとき、翌日の支度部屋で、朝青龍から「お前覚えとけ。巡業楽しみにしとけよ」と凄まれたこともあります。当時ボクは安美錦の付け人で、すごく怖かった。でも本人は、「どうしよう、巡業休もうか」と茶化していましたね(笑い)。仮に八百長で星の貸し借りをしていたなら、相手が脅しになんて来ないでしょう。
安美錦は若い衆が昼寝している間も、自分ひとりだけジムでトレーニングに励むような人で、夜遊びもしない。今でも力士の鑑だと思っています。
(2011年3月14日記)