●11/05/15●
注射力士・北勝力が引退。理由はなんと「土俵に上がるのが怖くなった」
元関脇・北勝力(33=本名・木村英樹、八角部屋)が、14日引退を発表した。 両国国技館で会見した北勝力は、なんと「もう少し相撲を取りたかったが、ケガで土俵に上がるのが怖くなった」と語った。
北勝力といえば、「無気力相撲」の権化とも言われた注射力士。あの元幕内若の鵬があげた、自身が八百長したことある21名の実名なかにも、魁皇、琴欧州、千代大海らと登場する。その相撲は、のど輪で突き押しして一気に寄り切るというもので、それ以外は「相手にまわしを取られた瞬間、勝負を捨てる」というとんでもないスタイルだった。その結果、大勝と大敗を繰り返す、いわゆる「エレベーター力士」だった。
ただし、当然ながら、ガチンコでは強く、2004年夏場所では35連勝中の横綱・朝青龍を押し倒しで破る大金星を挙げ、1横綱3大関を撃破する活躍で、千秋楽まで賜杯争いのトップに立っていたが、優勝決定戦で敗れて朝青龍に逆転優勝を許した(この決定戦がガチンコどうかは不明)。殊勲賞1回、敢闘賞3回を受賞している。
昨年の秋場所12日目の高見盛戦で首を痛めてそのまま休場し、今場所は幕下に陥落していた。そのせいで、すっかりやる気をなくしていたが、親方株を得たので、予定通りの引退だ。今後は八角部屋付きの谷川親方として後進の指導に当たる。引退相撲は来年5月26日に行われる。
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