●11/05/20●
本当なのか? 白鵬、地震に負けた? 立ち合い直前震度2で黒星
大相撲技量審査場所13日目、ここまで無敵の白鵬を地震が襲った。最後の仕切りに入った午後5時53分。国技館が揺れた。大きくどよめく館内。そんななかで、日馬富士戦の立ち合いが一瞬遅れ、12連勝を支えた鋭い出足が鈍った。その間隙をついて、日馬富士に左上手から出し投げを打たれ、体が1回転。最後は一気に寄り切られ、わずか5秒1で土俵を割った。
これで、初場所 12日目からの連勝も16でストップ。技量審査場所での全勝優勝もなくなった。
「地震には気づかなかったが周りが騒いだので一瞬、何が起きたのかと思った。そんなことを土俵で思ったのは初めて」と、取り組後、白鵬は語ったが、はたして本当に地震のせいの敗戦なのか?
今場所、協会は地震など緊急時への備えを呼びかける館内アナウンスを行うなど、できる限りの態勢を敷いていたが、12日目まではなにも起こらなかった。館内がどよめいたのは、もちろん、この日が初めて。
役員室で揺れを感じたという放駒理事長(元大関・魁傑)は「集中しているから気になるわけがない」と指摘したが、横綱の師匠の宮城野親 方(元幕内・竹葉山)は「ダメだ。地震のせいかな」と漏らした。また、勝った日馬富士は「気合が入っていたから分からない」と言い切った。
あるベテラン力士はこう言う。「いやあ、相手が同じモンゴルの日馬富士とあって、この日は気が緩んでいたのでしょう。立ち合いで相手を待ってしまった。ガチンコ場所で、力士はみなリスクを取らなくなり、立ち合いで一気に出ようとしない。それに慣れ切ってしまって、横綱も気が緩んだと言うしかない」
とはいえ、追いかけるのは平幕の栃ノ心だけ。白鵬の優勝、7連覇は決まっている。
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