●11/05/27●
八百長問題〈終止符〉 なんと名古屋場所が正常開催へ!
日本相撲協会は5月26日、両国国技館で定例理事会を行い、名古屋場所(7月10日初日予定・愛知県体育館)を正常開催することで一致した。八百長問題を調査した特別調査委員会の最終報告書には、過去の八百長が「皆無であったと認定しているものではない」とあるが、放駒理事長(元大関魁傑)ら執行部は、「正常開催の障害にはならない」と判断。近日中に所管官庁の文部科学省に報告をし、承認を得た後に名古屋場所の正常開催を正式に決める。文科省側も、これを「認める」とされ、大相撲は名古屋場所から元に戻ることになった。
八百長問題の調査で、まだ問題を残しているのが、過去の八百長の有無。八百長相撲として認定されたうち最も古い2009年初場所の取組以前について、調査委は八百長が皆無だったとは認定していない。また、「処分された力士が考案して始めたものではない」ともしており、過去の八百長の存在を完全には否定していない。しかし、八百長が「ある」と証明できないことから、八百長が「ない」と見なして、正常開催への障害はなくなったと判断した。つまり、本場所再開の条件としてきた全容解明、処分、再発防止策の『3点セット』が、これでいちおうそろったことになる。
ただし、再開に最後に必要なのが文科省のお墨付き。村山弘義副理事長(元東京高検検事長)は「許可なんか必要ないけど、報告した方がいいだろうなと思う」と、あいまいに表現。「名古屋場所の開催が近づいているので、できるだけ早い期間に」と近日中に文科省を訪問する意向を示した。また、この日は7月の名古屋場所開催が決まっていないにもかかわらず、2013年の本場所日程が公表された。
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