●11/06/03●
「名古屋場所」通常開催決定、NHKも放映！ 八百長問題は終息
日本相撲協会は6月2日、両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲名古屋場所（7月10日初日、愛知県体育館）の通常開催を正式に決定した。これで、通常の本場所開催は1月の初場所以来、約半年ぶりに開催の運びとなる。
とはいえ、八百長問題は根本的な解決に至ってはいない。大相撲から八百長をなくすのはもともと困難だったのだから、「これで仕方ない」と、監督官庁の文科省も「勝手にやれば」となったのが、今回の決定である。文科省はすでに1日の時点で、OKを出していた。
この日の理事会では、放駒理事長の進退も問われたが、「一度は責任の取り方を考えたが、公益認定などたくさん問題を抱えていますので任期を全うすべきという結論に達した」と、放駒理事長は任期切れの来年2月までの登板を明言した。ただ、八百長の全容解明に関しては、「具体的なものはよくわからない。どう したらなくなるのかも具体的には答えられないが、しっかり力士、親方を教育し、大切なのは自覚を持つことだ」と繰り返すばかりだった。
これを聞いて、複数の親方からは「幹部は25人も力士を切っておいて自分たちには〔おとがめなし〕ではあまりにも無責任」と憤りの声も出た。とはいえ、これも口先だけで、結局は、なにも変わらないまま本場所は再開される。
名古屋場所前の日程
6月6日 前売り券発売
6月22日 御免祝（アパホテル名古屋錦）
6月27日 番付発表
6月28日 力士会（愛知県体育館）
7月2日 奉納横綱土俵入り（熱田神宮）
7月4日 新弟子検査（中日病院）
7月8日 取組編成会議（愛知県体育館）
7月9日 土俵祭（愛知県体育館）
前のページに戻る
●11/05/27●八百長問題〈終止符〉 なんと名古屋場所が正常開催へ！
●11/05/26●年寄名跡問題で改革やる気なし。相撲協会は「姑息」と独立委座長が痛烈批判！
●11/05/26●13人も十両昇進！ 「喜び」は負け越しでもOKの荒鷲と垣添。「実感なし」は千代の国。
●11/05/22●技能審査「お遊び」場所が終了。白鵬が予想通り7連覇で、なにも変わらず
●11/05/20●本当なのか？ 白鵬、地震に負けた？ 立ち合い直前震度２で黒星
●11/05/15●注射力士・北勝力が引退。理由はなんと「土俵に上がるのが怖くなった」
●11/05/15●技能審査場所8日目終了。結局、白鵬は全勝で勝ち越し。魁聖も全勝勝ち越しを決める
●11/05/13●やっと白熱のガチンコ、安美錦が白鵬を追い詰めるも、それ以外は無気力目立つ！
八百長News一覧へ
