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島村氏が暴露!興行見送りは文科省の圧力だった!
「大相撲新生委員会」の島村宜伸委員長(77、元文相)は、4月15日の相撲協会の臨時理事会後、記者団に、5月場所が興行ではなく技量審査場所になったのは、所管官庁の文部科学省からの圧力があったことが理由だと暴露した。また、NHKの中継中止も、正式発表前にもかかわらず事実として認め、言いたい放題に、記者団は驚くとともに、にんまりとする一幕も。
では、島村氏の発言を振り返ろう。
「興行をできないのは、役所がノーと言ったからだ。『興行は困る』と言われた。これだけ犠牲者を出して、なんで夏場所と正式にうたわないのか。政治のリーダーシップが必要だ」
「与党、野党の問題ではないです。私がもしも民主党の議員であれば、党を動かして、NHKにやるように促しますよ」
「中継はないという話が政治家としての私の耳に入っている」
「なんとしても相撲を放映してほしい。被災地の方も見たいはず」
「(5月場所開催は)被災地に対する激励になる。タダでやるのはおかしい。場所の収益を東日本大震災の義援金に充てるべきだ」
「(文科省は)世論に理解されていないという判断なのでしょう。(協会が)役所と闘うことはなかなかできない」
こうした発言からなにを読み取るかは見解が分かれるが、相撲ファンの立場から言えば、八百長根絶などできるわけがないのだから、「技量審査場所などとカッコつけるのはよせ!」ということか?
(2011年4月16日記)